PH・Gに花束を

「こんにちは。お届け物です」
 そう言って特戦部隊の本部に入ってきたのは、総帥の側近、ティラミスである。
「まぁ、ティラミスさん。いつから宅急便屋さんになったの?」
「まさか。頼まれただけですよ。それはそうと、あなたに花束のお届け物ですよ」
 ティラミスが、暇を持て余していたGに差し出したのは、大きなランの花束。
 ――これが、十分前のこと。

「ふぅ……」
 ロッド、リキッド、マーカーが部屋に入ってきた時は、Gは悩める乙女よろしく、溜め息をついていた。
「はぁ……」
「な……なにがあったんだ? あいつ」
「なんか悪いもんでも食ったんかな」
 ロッドとリキッドがひそひそ囁いている。
 頬杖をついて溜め息をついているゴツイ大男――確かにあまり見たくない図だった。これが十六、七の可憐な美少女だったら、絵にもなるのだろうけど。
「まぁ、待て。こういう時は本人に訊いてみるのが一番だ」
「あっ、マーカー」
 リキッドが止める間もなく、マーカーはGの背に立って、言った。
「おい、G」
 同僚の中国人の声に、Gは彼の方を向く。
「何があったんだ。みんな、お前の態度に、一様に不気味がっているぞ」
 ひどい言い様である。が、Gの次の言葉は、三人をぶっ飛ばした。
「聞いて。私、見知らぬ男性から、花束もらっちゃったの」
「なにーーーーっ?!」
 三人はぐるりと円になって、またひそひそやり出した。
「こんなヤツに惚れる物好きがいるのかよ! アンビリーバブルだぜ!」
「いや、わからんぞ。世界は広いからな」
「男性だって?! ハッ。俺の故郷にも、こんな悪質なジョークなかったぜ。もっとも、Gの存在自体、ジョークみたいなもんだがな」
「それでね。手紙もらったの。見る?」
 Gは手紙を差し出した。三人は慌ててそれに飛びつく。
『Gさんへ
初めまして。ボク、ジャックと言います。買い物帰りのあなたを見かけてから、その姿が目に焼きついて離れません。とってもおもしろい人だと思いました。ぜひ一度お話がしたいな。もしよかったら…』
 その後には、待ち合わせ場所と日時が書いてあった。特戦部隊はいつもいつも、とても忙しいが、その日はちょうど休暇に当たる日だ。G本人に行く気さえあれば、行ける。
「――どう思う?」
 ロッドがマーカーに尋ねる。
「買い物帰りって書いてあるな」
 買い物帰り……Gはきっと私服だったのだろう。ピンクハウスとかいう、やたら乙女チックなデザインの、とてつもない服を着て、買い物かごなんかさげちゃって、もしかすると、鼻歌まじりにスキップなんかしていたかもしれない。そんな光景がまざまざと目に浮かんで、三人はげんなりする。
 それを”おもしろい”だなんて、どーゆー神経してんだ?! コイツ!
「なぁ、これ、なんかの冷やかしじゃねぇの?」
「さぁ……なんとも言えんが……大人の文字にしては、少々ド下手ではないか?」
 マーカーがさり気なく指摘する。
「そういえば……」
 それが聞こえているのかいないのか、Gは更にひとりごちる。
「私、困っちゃうわ。私は隊長一筋なのに……」
 そりゃ、相手にも選ぶ権利というものがあるであろう。「人使いが荒い」「給料もっと出せ」など、日々不満たらたらな他の隊員達も、これにはさすがにハーレム隊長に同情してしまう。
「あ、でも、私が他の人とデートするって言ったら、隊長どう思うかしら。もしかしたら、ちょっとは焼きもちやいて怒ってくれるかしら」
 席を立って、ルンルンとハーレム隊長の執務室へ向かうGを、三人は呆れ顔で見ていた。
(――救いようのねぇヤツ……)

 さて、そのハーレムであるが――
「はぁ? デート? 行きたきゃ行けよ」
「え?」
 立ち尽くすGに、ハーレムは更に追い討ちをかける。
「お前は異常に女っ気がないので、俺としても気になってたんだ。良かったじゃねぇか。幸いここ一週間、出動命令はないしよ」
「あんなこと言ってるぜ。おい」
「Gの気も知らねぇで」
「そりゃ、知らない方が幸せかもな」
 密かについてきた三人は、笑いをこらえるのに精一杯だ。
(そんな……そんな……私の将来の夢は、ハーレム隊長のお嫁さんになることだったのに…)
 だが、Gのその夢は、愛する相手に、粉々に打ち砕かれたのである。
「ふ……ふふふふ」
 Gの目は怪しい光を放ち始めた。拳をぎゅっと握り締めて。
「行くわ私! おデートしに!」

 数日後――
 ロッドとリキッドとマーカーは、ガンマ団本部からほど近い、公園とテーマパークを兼ね備えた場所で、Gの姿を見かけた。ちなみになぜこの三人が一緒なのかというと……まぁ、偶然ということにしておく。
「お。あれ、Gじゃん」
 Gはチューリップの花壇の前に立っていた。その時のGの格好は――
 花とテディベアがプリントされた、シュガーピンクのスカート、同じくシュガーピンクの、袖にリボンをあしらった花柄のブラウス、ピンクのエナメルの靴は少しヒールが高い。胸元にはコサージュまでつけている。手元には、ローズピンクのボックス型バッグ。
(き、決めている……)
 三人が思わずひいてしまったのも、無理なかった。
 一方、Gの心の中では、後悔の念が渦巻いていた。
(何やってるのかしら。私。あまつさえデート用の格好なんかしちゃって。隊長以外の人とデートなんかしないって決めてたのに……もう帰ろうかしら。でも、でも、隊長はあんなことを……隊長は私のことなんかどうだっていいんだわ。隊長のバカーーーーーッ!!)
 その時だった。
「Gさーんっ。おーい」
 手を振りながら駆けてきたのは、大きな花束を抱えた、10歳ぐらいの子供だった。
 白いブラウスに黒いハーフパンツ。英字をプリントしたサスペンダー。白と黒の細いストライプのベレー帽。何よりGの、そして、陰から見ていた三人の目をひいたのは、ひまわり色した硬い髪と、青い大きなやんちゃな瞳。
「おい、あれ、ハーレム隊長の子供の頃に似てないか?」
「似てるかぁ? あんなにかわいくないんじゃ」
「でも、総帥から昔の写真見せてもらった時は、確かにあんな感じだったぞ」
 チューリップの花壇の陰で話し合っている三人と同じ感想を、Gも抱いた。
(ハーレム隊長の子供の頃とそっくり――かわいい)
「よかったぁ。来てくれたんだ。あ、ボクがジャックです」
 その子供――ジャックは嬉しそうに言い、持っていたカサブランカの花束を渡した。
「はい、あげる」
「まぁ、立派な花束ね」
 Gはたちまち相好を崩した。Gは、花とかリボンとかレースとか、そういう乙女チックなアイテムが大好きなのだ。
「ボクんち花屋さんなんだ」
 相手に喜んでもらえて、ジャックは得意そうだ。
「それにしても、どうして私のコードネーム……あ、いや、名前を?」
「ボクが見ていた時、Gさんに声かけている人がいたから。そんなことより、遊びに行こうよ」
 ジャックはGの手をひいた。
「え……ええ……」
 その時、Gは後ろで何かの気配の動くのを察知した。
 Gはジャックを抱え、頭を低くした。
 勢いよく何かが、Gの頭上をかすめさった。それは近くの建物の壁に突き刺さる。近くにいた幾人かが、それを怖そうに見つめる。
 ボーガンの矢だわ、とGは思った。
「どうしたの? G」
 Gはそれには答えずに、後ろを気にしている。
(誰かが私を狙っているのね。――まぁ、いいわ。今日は見逃してあげる。……休暇だし)

「くそっ。勘付かれたか」
 そう言って舌打ちしたのは、帽子も黒ならサングラスも黒、服も黒、生やしている髭まで真っ黒という、全身黒づくめの男である。さっきボーガンを撃ったのは、この男だった。黒づくめの男は、他にも二人いる。彼らは同じ顔だった。誰が誰やらわからないように、整形で同じ顔にしてあるのだ。単に顔の書き分けができなかっただけとか、そういうことを言ってはいけない。
 彼らは本名で呼び合ってはいけないことになっているので、仮に黒男A、黒男B、黒男Cと呼ぼう。
「さすがに特戦部隊の一員なだけのことはあるな。あんな変な格好していても」
「どうする?」
「しばらく様子を伺おう。いずれ隙が出てくるかもしれん」
「了解」

 さて、Gとジャックはテーマパークでいろいろな遊びをした。
 ゲームセンターに行ってUFOキャッチャーをしたり、観覧車やメリーゴーランドやコーヒーカップに乗ったり、ジェットコースターで大声で叫んだり(Gははしたないと思いながら、三回も乗ってしまった)、近くの映画館でディズニー映画を観たりした。
 軽食をとっているG達を張りながら、黒男Aが悔しそうに言った。
「あいつめ、なかなか隙を見せんな」
「心配するな同志A。こんなこともあろうかと、私は罠を張っておいたんだ」
「罠だと?」
「ああ」

 日が暮れかけていた。大きな夕陽が山の間に隠れようとしている。
 Gとジャックは仲良く手をつないで、木々が立ち並ぶ遊歩道を歩いていた。
「ああ、楽しかったぁ」
 Gも子供にこんなに懐かれて、悪い気はしていなかった。しかし、乗り物に乗っている時も、映画を観ている時も、食事をしている時も、ある一つの顔が脳裏に浮かんで離れない。
 獅子の鬣のような、長い金色の髪の毛。きりっと吊り上った眉。にやりと笑う不敵な口元。
 イメージの中の隊長はなぜか、面白い見物でも見ているように、始終たちの良くない笑顔のままだった。
(私、こんな風な隊長の顔は一番嫌い――でも、他の人のどんな顔より、大好き……)
 Gはジャックの顔に目を落とした。ジャックは満面の笑みを浮かべている。屈託のない笑顔。
(隊長も、こんな風に笑ってた時期があったのかしら――)
 隊長、隊長、隊長――Gの心には隊長のことばかり。
 デートは楽しくないわけではない。でも、楽しめば楽しむほど、隊長を裏切ってしまた――そんな罪悪感が押し寄せてきて。
「どうしたの? Gさん。なんかすごく……悲しそうだよ」
 様子が変なのに気付いたジャックは、2mになんなんとする、大男の顔を見上げた。
「え、あの――」
 なんでもない、そう言おうとして、Gははっとした。
(それって、この子を誤魔化すことになるんじゃないかしら。私には、確かに気がかりなことがある。それを正直に言った方がいいんじゃないかしら)
「あのね、ジャック、私、本当は他に好きな人がいるの……」
 ジャックは眉を寄せて、首を傾げている。
「だから、だから――」
「なあに、それ!」
 ジャックは鋭く言った。
「つまり、Gはその人へのあてつけに、ボクとデートしたってわけ?」
「ジャック――」
 Gには反論できなかった。だってそれは、その通りだったのだから。ジャックが勢い良くGの手を振り解く。
「嫌いだ! Gなんか大ッ嫌い!」
 ジャックは遊歩道を走り出した。
「ジャック! 急に走ると危ないわ」
 Gも急いで後を追おうとした。すると突然――ジャックの姿が目の前から消えた。

 話は前後するが、さっきの黒男達である。
「で、同志Cよ。おまえの張った罠とは、いったいどういうものだ?」
「は、実は――」
 黒男Cは、内緒話でもするかのように小声で話した。
「落とし穴です」
「アホかーーッッ!!」
 黒男Aは、黒男Cの横っ面を思いっきりひっぱたいた。
「ガキじゃあるまいし、今時そんなもんにかかるヤツがいるか!」
「いや、あのGとかいう男は、周りに目を配っちゃいるが、そういうちゃちな仕掛けがしてあるとは思いもよるまい。これは、心理的陥穽をついた罠なんだ。しかもこれはただの落とし穴じゃない。中に竹やりが仕込んであって、落ちたらたちまち串刺し――」
「それでも、落とし穴であることに変わりはねぇじゃねぇかぁーーーッッ!」
 黒男Cは再び相手を殴った。どうやらこの男、よっぽど落とし穴が嫌いらしい。
「同志A……パンジステークを知らないんですかい?」
 黒男Bのツッコミなど、二人は聞いちゃいなかった。仕方ないので、彼はぐるりを見回す。そして、見つけたものに驚いて声を上げた。
「見てください! ガキがかかってます!」

「ジャック!」
 ひらひらとスカートをなびかせ、Gが穴に近づく。ジャックは穴の淵にしがみついてがんばっていた。
 Gはかがみ込み、ジャックの腕をつかんだ。
「待ってて! 今引き上げるから……」
 ジャックは首を振る。
「離して……離してよ。僕のことなんかどうだっていいくせに」
「馬鹿ッ! こんな時に何言ってんのよッ!!」

(今なら奴は隙だらけだ)
 黒男トリオが互いに目配せし合う。
(今だ!)
 彼らが一斉に攻撃を仕掛けようとした途端――
 刃となった風が通り過ぎた。服と共に黒男達の皮膚が切り裂かれた。
「相手を間違えちゃいけないぜ。お三方」
 聞こえてきたのは少々間延びした声。
 現れたのは、ロッド、リキッド、マーカーの三人だった。むろん、最初に風で攻撃したのはロッドだ。
「お前達の相手は俺達だ」
「げぇっ! 特戦部隊のやつら!」
「なぜここに……」
 黒男達は口々に叫ぶ。
「おまえらじゃ体慣らしにもならんがせっかくだ。せいぜい、暴れてやらぁ!」
 そして六人が入り乱れての大乱戦。だが、彼我の力の差は明らかだった。
 Gがジャックを引き上げた時、黒男達はこてんぱんにのされていた。あまりにあっけなく勝負がつきすぎて、描写するひまもなかったのだ。手抜きだなどと言ってはいけない。
 なお、ロープでぐるぐる巻きにされたこの男達は、その日から杳として行方が知れないと言う――。
「ジャック!」
「G……」
 ジャックはそう言ったきり黙ってしまった。今にも泣き出しそうな顔をしていた。Gは力づけるように笑った。
「良かった。無事で」
「G!」
 ジャックはGの胸に顔をうずめて泣き出した。Gはよしよしとなだめるように頭をなでてやる。
「ごめんね。怖かったでしょ」
 ジャックはこくこくとうなずく。
「落ち着いたら送っていくわ。さてと――」
 Gは三人の方を睨んだ。マーカーはいつもの無表情のまま。リキッドは多少困惑しているようだ。ロッドは素知らぬ顔で口笛を吹いている。
「問題はあなた達よね。――助けてくれたことには感謝するわ。だけど、どうしてあんなにタイミングよく現れたの? もしかしたら、ずっと見てたんじゃない」
「ばれたか。実はそうなんだ」
 ロッドがにやにや笑いで答える。
「ピンクハウス着たおまえがガキとデートなんて、こんな笑える冗談、滅多にないからな」
「ロッド」
 溜め息混じりにマーカーが言う。
「怪しいやつらがおまえらを尾行しているのに気付いたからな。……おまえはともかく、子供まで巻き込むわけにはいかんだろう」
 ロッドはマーカーを決まり悪げに睨みつけている。彼としては、あくまで冗談にしておきたかったらしい。
「どうせ雑魚だからほっといたのに、全く、あなた達ときたら――」
 Gは、照れたようにくすっと笑った。その笑顔は、どこかかわいくなくもなかった。

『親愛なるGへ
この間のデートは楽しかったよ。ほんとはそれだけでもなかったけど、でも、すごーく楽しかった!
また行きたいな。またボクと一緒に遊びに行ってくれる?
…ボクね、最初にGを見た時、びっくりしちゃったんだ。だって、Gってパパみたいなのに、ママみたいなカッコしてるんだもん。ボク、パパもママも小さい頃に死んじゃったからなつかしくって(今はおばあちゃんのところにいるんだよ)。
助けてくれてありがとう。ますます好きになっちゃった。
でも、Gには好きな人がいるんだね。その人と、うまくいくといいね。ボク、今は心の底からそう願っているよ  ――ジャック
P.S. お友達の強いお兄さん達にも、よろしくね』
 それが、数日後に届いたジャックからの手紙だった。
「強いお兄さんか。悪い気はしねぇな」
「……ふん」
「ま、何はともあれ、よかったじゃん。一件落着で」
 『強いお兄さん達』は、そろってGの方に目をやった。
 Gはかわいらしいピンクのバラの花束に顔を寄せている。手紙と共にもらったものだった。
 特戦部隊の休暇はとっくに終わっていた。
 部屋の扉が開いて、彼らの隊長が入ってきた。
「隊長、おはようございます」
「隊長……」
 同僚の声で気がついたGは、慌てて立ち上がった。自然、ハーレムの進路を塞ぐ形となる。
 手元には、淡いピンクのバラ。
 ハーレムはふっと笑った。
「休暇は楽しかったか? G」
 Gは心臓の鼓動が早くなっていくのを感じながら答えた。
「はい……」
「そうか。それはよかったな」
 ハーレムはGの脇をすり抜けようとした。
(団で決められた休日では、部下の給料差っ引くわけにもいかないし、つまらんな)
などと考えながら。
「隊長。待ってください」
 Gは呼び止め、バラの花束を差し出した。
「これ、受け取ってください」
「……大事なものではないのか?」
 ハーレムは目を丸くして花束を見つめた。
「大事な物です。でも、だからこそ、隊長に受け取ってもらいたいんです」
「どうしたんだ、いったい――?」
 ハーレムはなんとなく照れくさそうだ。それは、このピンクのバラがあんまりかわいらし過ぎて、泣く子も黙る特戦部隊隊長には似つかわしくないような気がしたからかもしれなかった。
「わかった。そういうことなら、もらっておこう」
「おい、G、それ――」
リキッドが口を挟もうとすると、Gは、
「いいの!」
と、笑顔できっぱり答えた。
「…やれやれ、本当にいいのかねぇ」
「本人がいいと言うのなら、いいのだろう」
 他の隊員達が話しているのを聞き流し、ハーレムが執務室に消えたのを確認すると、Gは手鏡を取り出した。パックが終わったら仕事開始だ。
 もう、隊長以外の人とはデートしない――Gは心の中でかたくかたくそう誓ったのだった。

後書き
……やっちゃいました。PH・G話第二弾。
今度はもろにPH・Gですねぇ。なんかこのG……別人……。でも、自分で書いといていうのもなんだけど、大好きよ。
久々にのって書けた話だったな。うん。やっぱり自分の妄想の赴くままに書くのが一番いいのかもしれない。私は。
特戦部隊のお兄さん達が優しすぎたかなぁ。でも、これでいいんだ。
私はPH・Gと隊長って、うまくいってほしいと思う。普通はうまくいくはずがない、と思われるカップリングなんだろうけど。
ま、どっちつかずが一番おもしろいかな。しかし、隊長ってば、この花束の意味、気付いているんだかいないんだか。
気付いているのもなんかヤだけど、気付いてなかったらニブ過ぎ!(笑)
ジャックくんは、実は女だ、という裏設定もあったけど、ややこしくなるんでボツにしました。彼も、いつか隊長そっくりに成長するんだろうか。怖すぎる…。

最後に、PH・Gの生みの親、Fumiyaさんに感謝を捧げます。


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