真ちゃん専用LINE5

高尾:しwwwwwwんwwwwwwwwちゃwwwwwwーんwwwwwwwwww
緑間:何なのだよ。今日はのっけから草生やして。
高尾:今日は他の家族はみんなしてお出かけなんだもんよー。オレ一人だけお留守番。真ちゃん相手してー!!!!
緑間:わ、わかったのだよ。
高尾:オンラインセックスしてもいいよ。
緑間:破廉恥な……高校生の癖に恥ずかしくないのか。
高尾:んー、ちょっと? でも、このぐらい普通だよぉ。もっと進んでいるヤツらもいるよ。オレなんかオクテな方さ。
緑間:何と言われてもやらんからな!
高尾:なんでぇ。それぐらいで怒るなんて。真ちゃんの怒りんぼ。
緑間:……切るぞ。
高尾:わーっ! 待って待って!
緑間:あまり変なことを言うのではないのだよ。
高尾:わかったよ……これから会いたいんだけど。
緑間:オレにも予定というものがある。
高尾:ちぇー。
緑間:予習復習もやる予定だしな。
高尾:真ちゃんて真面目だよねー。時々無駄な努力してるよなーと思うこともあるけど。
緑間:予習復習は大事なのだよ。
高尾:そうじゃなくて、ラッキーアイテムのことさ。
緑間:ラッキーアイテムも大事なのだよ。ラッキーアイテムがあったからこそ、今のオレがあるのだよ。
高尾:オレもそれを認めることについちゃ、やぶさかではないんだけどさぁー……。
緑間:なんだ。やぶさかでもないなんて、お前にしては難しい言い回しをして。
高尾:真ちゃんが使ってたじゃないか!
緑間:そ、そうだったか?
高尾:一度使ってみたかったんだよねぇ。頭良さそうに見えるから。
緑間:ふ……褒めたって何も出んぞ。
高尾:別に褒めたわけじゃないんだけどさー……真ちゃんて頭いいから羨ましいな。
緑間:お前だったら人事を尽くせばすぐに成績良くなるのだよ。
高尾:ありがとー。でも、バスケで疲れてるから、授業中は寝てしまうんだ。
緑間:だからお前はダメなのだよ。
高尾:励ましてくれたり、ダメと言ったり……一体どっちなのだよ。
緑間:真似するな。
高尾:うつっちゃうんだよ。真ちゃんの口癖って。
緑間:まぁいい。オレも予習復習は後にして、今日はお前に付き合ってやるのだよ。お前は家族がいなくて寂しいだろう。
高尾:そうそう。寂しがり屋の高尾ちゃんなのです。相手してくれるって言ってくれてありがとー。
緑間:家族はどこへ行ったんだ?
高尾:町内会の旅行。妹ちゃんはダチのところにお泊り。
緑間:お前も「行きたい」と言わなかったのか?
高尾:今日はバスケの練習があったから。
緑間:旅行よりバスケか。それでこそ人事を尽くしていると言えるのだよ。勉強もそれぐらいがんばっていればな。
高尾:うう……蒸し返すなよ、真ちゃん。
緑間:大事なことだろうが。
高尾:わぁったよ。……今に見返してやる。
緑間:やってみろ……なのだよ。
高尾:ブッフォwwwwwwwwwww
緑間:どうしたのだよ。
高尾:だってさぁwwwwwww真ちゃんてLINEでも『なのだよ』つけるんだもんwwwwwwww
緑間:悪いか?
高尾:悪くはないけどさぁ……おかしいっていうか……ぷぷっwwwwwwwwwでも、オレ、そんな真ちゃんが好き。
緑間:そんなって……どんなところだよ。
高尾:唯我独尊なところとか……あと、自分の変さに気付いていないところとか?wwwwwww
緑間:お前だって相当変なのだよ。
高尾:そう?
緑間:こんなオレに付き合ってくれる。
高尾:だって、面白いんだもん。
緑間:……これからもずっと、付き合ってくれるか?
高尾:ブッフォ!wwwwwwwwwwデレ来たーーーーーーー!!!!wwwwwwwwwww
緑間:ムッ。大事な話なのだよ。
高尾:ああ、ごめんごめん。気に障った? オレの気持ちは決まってるんだけど。
緑間:言ってくれないとわからないのだよ。
高尾:できれば、一生一緒にいて欲しいなー……なんて。
緑間:…………。
高尾:あれ、どったの真ちゃん。
緑間:……やっぱり改めて言われると、恥ずかしいのだよ……。
高尾:オレだって恥ずかしいよ、ちくしょー!!!! でも、真ちゃんがいないとオレなんて、ほんと何にもないんだからさー。
緑間:オレに依存せず、独り立ちするのだよ。まぁ、尤も、オレも人のこと言えたクチではないがな。オレもお前がいないとダメだ。
高尾:え?
緑間:オレの隣にオマエがいないことなど、考えられないのだよ。
高尾:真ちゃん……あ、ごめん。目からお汁粉が……。
緑間:茶化すな、なのだよ。思えば不思議なものだな。お前は昔はオレのことライバル視してたというのに……それに、オレだってお前なんか軽薄そうで嫌いだったというのに……。
高尾:真ちゃん……言いっこなしだよ。
緑間:まぁ聞け。お前は……本当はオレより生真面目なんじゃないかという気が、このところしているのだよ。
高尾:えー?wwwwwwwオレがマジメ?wwwwwwwwwwマジ?wwwwwwwww
緑間:あくまでオレの感じたことだけどな。
高尾:やっぱ、真ちゃんの目はごまかせないか。
緑間:何でだ?
高尾:宮地サンにも言われたよ。「お前みたいに真っ直ぐで不器用で真面目な奴はそういない」ってな。
緑間:…………。
高尾:まぁ、褒め言葉なんだろうけどさ。みんなオレのことおちゃらけてるって言うもん。
緑間:宮地先輩は……いや、宮地先輩に限らず、お前がいつでも一生懸命なのはわかっているのだよ。
高尾:ありがとって……言うべきなのかな。あ、やべ。コンタクトずれた。
緑間:お前は両目とも2.0だろうが。
高尾:この頃急に目が悪くなったの!
緑間:ヘタな言い訳なのだよ(笑)。
高尾:真ちゃんが(笑)マークつけるの、珍しいね。
緑間:そうだな。オレはあまり使わん。
高尾:でも、ありがたいな。オレ、真ちゃんに会えて良かった。
緑間:オレも……高尾に会えて良かった。
高尾:こうやってさ、オンラインだと、本音言えていいね。
緑間:お前はいつでも本音だだ漏れだけどな。……いや、違うな。そう見せてるだけというか……。
高尾:やっぱり、真ちゃんにはわかっちゃうんだ。
緑間:でも、この頃お前が心を開いてくれるようになったのはわかるのだよ。
高尾:それはオレの台詞だよぉ。真ちゃんなっかなか本心見せてくんないんだもん。オレさ、最初はお前を利用しようと思って近付いたんだ。
緑間:大体そんな気はしていた。
高尾:でも、今は違う。好きだよ。真ちゃん。真ちゃんが好きで一緒にいるんだからね。
緑間:オレも……お前が好きなのだよ。
高尾:今ね……これ見ながらひとりエッチしてる。
緑間:…………。
高尾:あれ、真ちゃん怒った?
緑間:当たり前なのだよ! バカ尾!

緑間が退室しました。

高尾:もう……真ちゃんたら冗談通じないんだから。……ほんとにネタに使っちゃおうかな。このログ。

後書き
ちょっとお下品? 真ちゃん呆れて帰っちゃいました(笑)。
2016.2.19

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