イチロー十年連続二百本安打達成おめでとう小咄

田島「なぁなぁ! イチローがメジャーで二百本安打達成したんだって! しかも十年連続だって! 十年! すげぇよなぁ!」

花井「確かにすげぇな」

田島「ああ、俺もイチローみたいな選手になりたいぜ」

阿部「おまえ、既にイチローじゃんか」

田島「え? ほんと?」

阿部「だって、田島ゆう『いちろう』だもんな」

田島「おお、俺の名前の中に、既にイチローが入ってる!」

三橋「良かったね、田島、くん」

花井「俺ははっきり言っておまえがそんな冗談飛ばせるとは思わなかったぞ、阿部」

阿部「どっかの頭固いキャプテンとは違うからな」

花井「どうせ俺は石頭だよ」

田島「でもさ、イチローって、バットに球当てただけで飛ばすことができるんだよな」

モモカン「それは、イチローがインパクトの瞬間をとらえるのが上手いからよ」

田島「うわっ! 来てたの? モモカン! ……インパクトって何?」

モモカン「だからね、普通は振りきらなければヒットにならないところを、イチローは『ヒットになりやすい瞬間』に力を込めるから、ボールが飛んで行きやすいのよ」

田島「ふえー。オレもそうなりたいな」

モモカン「田島君だったらなれるわよ。才能もあるし。努力も必要だけどね。練習すれば、いずれ考えなくても打てるようになるわよ」

田島「オレ、がんばる!」

モモカン「みんなもがんばってね。目標とする選手を見つけたら、どんどん参考にして行きましょうね」

全員「はいっ!」

後書き
昨日の父との昼食の時、出た会話を基にして書きました。
ちゃんと理解したかといえば、ちょっとよくわからないところもあるんですがね。
パパン、ネタどうもありがとう!
イチロー、二百本安打おめでとう。昨日は私のママンも大喜びでしたよ!
三橋は台詞一言だけでしたね(汗)。
2010.9.25

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