ミハシ観察日記 (註:書いた人 阿部隆也) ○月△日 ハムスターを買った。 名前はミハシと名付けた。 ○月×日 こいつがエサを食べたところは見ていないが、ペレットが全部なくなっているところを見ると、食ってんだろうな……。 ○月☆日 ペレットがまたいつの間にかなくなっている。 オレが来ると、買ってやった道具の陰に隠れている。 おもちゃで遊ばないのも不安だ……。 ○月♪日 今日も進展なし。 ○月▽日 昨日と同じ。 ○月○日 昨日と同じ(ちょっと切なくなってきた……) ○月□日 田島が来た。 ミハシは田島には馴れている。 ミハシはひまわりの種が好きらしい。田島とあげたら、夢中で食っていた。 ○月◇日 ペレットを食べているミハシの姿が見えた。 目が合うと、ぴゃっと物陰に隠れた。 失礼なヤツだ……。 ○月★日 ひまわりの種をやってみる。 隠れることもせず、食うのに必死だ。 かわいいな……。 ミハシが食い終わった後、なでてやろうとすると、また逃げた。 かわいくねぇ……。 ○月▼日 エサを食っているとき、オレがいても、ミハシは逃げなくなった。 食事に専念している。 一歩前進……かな? ○月※日 ミハシが道具で遊ぶことを覚えた。 からから回るヤツ(名前なんて知らねぇ)が気に入ったようだ。 ○月◎日 ひまわりの種をやった。 手の平に乗せようとしたら、逃げられた。 ちっ、どこからどこまで三橋のようなヤツめ。 ▲月●日 ひまわりの種で釣って、手の平に乗せた。 今度は逃げずに、オレの手の中で種を食っている。 ちょっと感動(?)。涙がにじんできた。 ▲月▲日 田島が三橋を連れてやってきた。 三橋とミハシは、しばらくお見合いをしていた。 こいつらは、気が合ったようだ。 三橋が言った。 「こ、この子、オレに、似てる!」 その通りだよ。 だから、おまえの名前をつけたんだ。 ▲月■日 てゆーかさー、兄貴、これ、一応オレのペットなんだけど。(by シュン) 後書き ミハシにメロメロな阿部でした。さーせん。 弟よりも夢中になっているかも。 2009.1.23 |