銀魂小説『坂田ファミリー大集合!

私、夜兎族の可愛い可愛い神楽アル。
今日は私達の仲間をできる限り紹介するアルヨ。
まずはこちら。
この眼鏡男は志村新八ある。ツッコミ以外特技のない男アル。
「ツッコミ以外特技がないって!ツッコミは大事なんだぞ!それに僕、こう見えても剣術できるし!」
ちなみにドルオタアル。
「スルーすんなっ!お通ちゃんはただのアイドルと違うんだぞぉぉぉ!」
新八はほっといて次行くアル。
銀ちゃん。本名坂田銀時ネ。よろず屋を名乗っているアル。その割には失敗も多いアル。
「おいおーい。そりゃ上司に向かって失礼じゃねぇかぁ?」
事実を言ったまでアル。新八と一緒でドルオタアル。
「おいおーい、結野アナはアイドルじゃねぇぞぉ。真面目なアナウンサーなんだからな。そこらの軟弱な親衛隊長と一緒にすんな」
「僕らのどこが軟弱だぁぁ!僕らはお通ちゃんの為なら命だってかけるぞぉぉ!大体結野アナ結婚してるじゃねえか!」
「うっせぇな。結野アナが間違いに気付いて離婚してくれるのを待ってんだよ!俺は!」
やかましいヤツらアルね。こんなヤツらほっとくアル。ねぇ、定春。
定春は私の大好きなペットアル。確か珍しい種族の犬とか言われているアルが。私に懐いている大型犬で可愛いアル。
「いや、大型過ぎるから!」
今のは新八のツッコミアル。
「おい、神楽。俺にばかり定春の世話押し付けんな」
「ごめんネ 、銀ちゃん」
「お、今日はやけに素直だな」
「これからも定春の散歩よろしくアル」
「やっぱりそう来たか!ちくしょおおお!」
「給料もらってないから当然アル!行けぇ!定春!」
「おやおや。家賃取りに来たら新年早々何騒いでいるんだい?」
「オ登勢サン、コイツラカラ騒がしさヲ取ッタラ何モ残ラナイデスヨ」
げっ!お登勢サンにキャサリン!
「そこを何とか……今月はめでたい正月ということで家賃取り立てはないことに……」
銀ちゃん、腰低いアル。
「ふざけんな!そうやって今月分も踏み倒す気だろう?!」
大家のお登勢サン。家賃を取り立てるのに命かけてる女アル。あれが、美人で優しかった寺田綾乃のなれの果てアル。時の流れは残酷アルな。キャサリンは元盗賊の天人アル。現在はお登勢サンのところで働いているアル。
「あらあら、何か賑やかねぇ」
「あねごぉ!」
あねごことお妙さんがやって来た。強くて話がわかって美人で、何とあの新八の姉さんアル。全然似てない。ただひとつ困ったことは……。
「何しに来たんですかぁ?姉上」
「何しにって……差し入れを持ってきたのよ」
「「いりません」」
銀ちゃんと新八の声が見事にハモったアル。あねごは黒焦げになった可哀相な卵しか作れないネ。
「俺の為にわざわざどうも」
机の下からストーカー……近藤が現れたネ。勿論、いつものようにあねごに殺られたアルヨ。
あ、そうだ。新年のご挨拶がまだだたヨ。
「銀ちゃん、新八、そろそろキメるアル」
「そうだな、よし」
今年も宜しくお願いします!

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